被災地支援
◆2011年の東日本大震災以来、支援を続けてきた宮城県女川町のつながる図書館から下記のようなメールをいただきました。
新図書館の完成を機に支援は終了いたします。長年ご協力いただいた皆様ありがとうございました。
地震、お見舞い申し上げます。
10月1日 海が見える高台につながる図書館が開館しました。
平日は8時まで開館し利用者の利便性を高めました。また定休日は月末水曜日だけです。
皆様の来館を楽しみにしています。
3 October, 2018 女川町つながる図書館
現在までの実績
女川町「つながる図書館」の児童図書室の様子。
2018年
■ 4月24日 女川町つながる図書館に図書カードを寄贈しました。
2017年
■ 4月25日 女川町つながる図書館に図書カードを寄贈しました。
■11月28日 女川町つながる図書館に図書カードを寄贈しました。
2016年
■ 4月27日 女川町つながる図書館に図書カードを寄贈しました。
■11月30日 女川町つながる図書館に図書カードを寄贈しました。
2015年
■ 4月21日 女川町つながる図書館に図書カードを寄贈しました。
■11月17日 女川町つながる図書館に図書カードを寄贈しました。
2014年
■ 4月23日 女川町つながる図書館に図書カードを寄贈しました。
■11月11日 女川町つながる図書館に図書カードを寄贈しました。
■皆様 へご報告 2013年4月21~23日
大変遅く なりましたが、南相馬~女川に行ってきました。人の住めない浪江町・飯舘村など はのどかな山里が広がり鳥がさえずり桜が咲き水仙が春の風に揺られていました。 住むことはできないのに鯉のぼりが泳ぎ、それだけに胸が締め付けられる光景でした。 また請戸小学校の体育館は床がいたるところ抜け落ちているのにステージには「卒業証 書授与式」の横幕があの日のまま掲げられ、校舎の残骸が吹き抜ける風でギ~と泣くよ に軋んで不気味でした。階段を上がると目の前に福島第1原発が見えます。足元から ”地の悲み怒り”が立ち上ってくる様でした。これが人間のしたことです。 福島は時間が止まったままでした。
一方、女川は復興住 宅(素敵なマンション)の入居も始まり、いたるところダンプカーやら ブルトーザーがせわしなく動き、復興の明るい息吹さえ感じました。今回も10万円分の 図書カードを届けてきました。女川図書館は新しい女川駅前に町の複合施設と一緒入る 予定で設計にはこの1年をかけ、その後2ヵ年をかけ完成の予定だそうです。
~ばらのおうち文庫・高橋洋子~
2013年
■11月12日図書カード10万円女川町つながる図書館に寄贈しました。
■8/6、清田区図書館で、「被災地で本がつなぐもの」~女川町の図書館復興の取り組み~というテーマで元木幸市さんにお話いただきました。 サトウハチローの「ふるさとに生きる ふるさとを活かす」という詩の朗読しも心打たれました。
■8月14日~15日 女川町教委社会教育指導員の元木幸市さんが「北海道子どもの本のつどい」に参加し、公共図書館分科会での見聞を河北新報8・21付のコラム「つつじ野」で紹介して下さいました。
■5月11日、女川の図書館の様子を見に行ってきました。 (写真上)
1月に行ったときは空っぽの部屋だったのに、すっかり明るい図書室になっていました。
仮設住宅では大きな声を出せない子どもたちも、子ども図書室では伸び伸びできるということでした。 街が色をなくしてしまったので、きれいな本が並び、部屋の中がカラフルなのが何とも言えずよかったです。 司書の山下さんに興味深いお話をお聞きしました。 ここに集う子どもたちの多くが訊くそうです。 「来年もこの図書館はあるの?」 津波で失くしたたのは、人や物だけでなく匂いや空気感全体なんだ、ということをしみじみ話しておられました。
■4月12日(金)図書カード5万円を、女川町つながる図書館に届けました。
2012年
■10/19 図書券を贈りました。
※被災地支援で図書カードにご協力いただいたのは次の方々です。 豊島和子さん・岩間康子さん・高橋圭子さん・宮平桐さん・林五基さん・服部弘美さん(札幌市)、高畠はつえさん(旭川市)、佐原良子さん(京都)、匿名 以上 ご協力ありがとうございました。 *京都「パンダ園」の皆さんが作った”ぐりとぐら”の人形たちを届けました。
■女川町に書棚3本と書籍175冊贈りました。
■小さな写真展「東日本大震災」 ~写真家・村上庄吾~ 「ばらのおうち文庫」にて開催
■2012年1月13日 岩手県矢巾町の佐々木誠子さんへ紙芝居・絵本など50冊
2011年
■11月4日 石巻支援学校(宮城県立石巻支援学校)へ 絵本63冊・折り紙・クリスマスグッズ 女川「ちゃっこい絵本館」へ 手作り布絵本袋(絵本貸し出し用)
■8月26日 石巻市支援学校 女川で被災し、避難生活をしている石巻の支援学校に 絵本コーナーを作るために絵本 60冊
女川とのつながりのきっかけとなった松川浩子(まつかわこうこ)さんからのお手紙(抜粋)
「わ ざわざお越し頂き、有難うございます。何度言っても足りません。 被災地の真をご覧になって驚かれた事でしょう。多くの方に知っていただきたい。私も全て 流され、社員6名が犠牲になり遺族の皆さん、失業した社員を思うと身を引き裂かれるようでした。震災後あらゆることが変動し、何が何だか分からないまま時 間が過ぎました。そんな中、つい後回しにされがちな子供達のこと。結局いつも子どもは親の都合に左右されるばかりです。被災してどんなに怖くて不安だった か・・・我慢している子どもたちの心のケアをしなければ・・・と、思いました。私にできること、長年かかわってきた”読み聞かせ”笑いと夢と想像力を子供 達と共感したい!と、動き始めました。 絵本集めや声がけ、どんどん形になってくるうち、楽しく、心癒されていきました。 再出発の気力も出てきました。 多くの出逢いもありました。同じ目的を持つ親達との絆も深まりました。 全て”絵本”からでした。 あの日、一日中楽しかったです。分かり合える人がいる 心地よさ、私自身皆さんに甘え、支えられている幸せを実感しました。またお会いできる日を楽しみにしています。」
■6月18日 岩手県大槌町読み聞かせグループ(佐々木さん) 絵本・児童書・まんが偉人伝 50冊
■6月12日 宮城県柴田町白内さん宅 (震災直後から山元町に炊き出しに入り、様子をみながら読み聞かせに入っています。)
■山元町の子育てサロンに来る親子に 赤ちゃん絵本50冊(旭川の絵本プロジェクトと共同で)
■5月14日盛岡の「いわて絵本プロジェクト」 (盛岡中央公民館)へ絵本603冊持参・5万円寄付
【終了したイベント】
◆内藤いづみさん講演会、終了しました。
台風に先んじて北海道入りしていただき、帰りは千歳空港からまっすぐ患者さんの元に駆けつけられ、そのあとようやくご自宅にお帰りになりました。命と向き合ってお仕事をされている真摯な姿勢に敬服します。
◆かさいまりさんの講演会、終了しました。
7・11「被爆体験を語り継ぐ 永遠の会」による朗読会
~朗読による伝承 ナガサキから私たちへ~
朗読:大塚久子さん 黒板美由紀さん
大人34名、子ども6名参加のもと、終了致しました。
もっと聞きたかったという声も多かったです。
◆4/11『それでも人のつもりかな』の作者有島希音さんを
お招きして、自作を語っていただきました。
2018年度
◆3月30日 14:00~「わくわく春のお話会」
◆2月16日「ワークショップ 生まれるよ、命の話」
講師:助産師・石垣のりえさん
◆2月4日(月)佐藤まどかさん 講演会&懇親会
佐藤まどかさんの本、テーマは様々ですが、根底にあるものは同じ
ような気がします。どこかあたたかで、どの一冊にも愛を感じました。
◆12月15日(土)ばらのおうちクリスマス会
◆11月23日(金)祝日「内藤いづみ先生お茶の間講話会」
・リラックスさせる運動を交えて命の深い話を聞きました。
◆11月15日(木)「新そばを楽しむ会」
そば職人大滝さんによる手打ち
~今年も大変美味しくいただきました。新そば美味しくてみんな大喜びでした。
吉野敦子さん、ありがとうございました
◆11月10日(土)「日本の話芸を楽しむ会」
三笑亭可風さんの「かわりめ」・「ゆやばん」
田辺銀冶さんの「不思議の国のアリス」・古典講談「牛若丸」
大熱演に日本の話芸の素晴らしさに感じ入った夜でした!
◆写真絵本を作ってみよう! 講師:小寺卓矢さん
子どもたち、大人たちのユニークな写真絵本ができました。
何より写真を撮ること・言葉を紡ぐことを楽しんでいました。
◆7月10日(火)
いとうみくさんをお招きして
作者ならでは思いをお聴きすることができました。
◆6月16日(土)鈴木まもるさん講演会・・・終了しました.。